· Chihiro Noda · news · 3 min read
本研究室の研究成果について VISAPP 2026 にて発表を行いました。
本研究室の橋本さんの論文が VISAPP 2026 にて採択され、口頭発表を行いました。

VISAPP 2026 にて本研究室学生の研究成果が発表されました
2026年3月、スペイン・マルベラにて開催された 21st International Conference on Computer Vision Theory and Applications(VISAPP 2026) において、本研究室の 橋本直樹さん の研究成果が採択され、口頭発表が行われました。
本国際会議の詳細は以下をご参照ください。
https://visapp.scitevents.org/
発表内容
- Edge Bundling with Divergence and Convergence
Naoki Hashimoto, Ryosuke Saga
遺伝的アルゴリズムを用いたエッジバンドリングに収束プロセスを導入し、バンドリング品質と多様性を両立する新手法の提案
概要
グラフ可視化においては、エッジが多くなるほど視覚的な煩雑さ(visual clutter)が問題となります。エッジバンドリングは、関連するエッジをまとめることでこの問題を軽減する手法ですが、遺伝的アルゴリズム(GA)ベースのアプローチは多様なバンドリングスタイルを生み出せる一方で、物理ベースの手法に比べてバンドリングの密度が低くなる傾向がありました。
本研究では、GA ベースのエッジバンドリングに「収束(convergence)」プロセスを組み込む新手法を提案しました。具体的には、Nearest Neighbor Merging と FDEB-like Merging の2種類の収束戦略を導入し、単一の周波数パラメータで制御可能な設計としています。
実験により、提案手法は Ink-Ratio・Spatial-Entropy・Edge-Crossings といったバンドリング品質指標においてベースラインを大幅に上回ることが示されました。また、周波数パラメータによってバンドリングの強度を柔軟に調整できることも確認されています。
本研究は、データ可視化分野における新たな知見を示すものとして国際的な場で発信されました。今後も、国際会議での発表を通じて、さらなる研究成果の発信が期待されます。



